仮現運動

 

ここでは距離的に離れた2つの画像(イメージ)が一定の間隔で、出現・消滅を繰り返すことで動きの錯覚を得られるという仮現運動の例を紹介します。
「間隔」は、光源あるいは黒丸が消えている時間で、1000ms(ミリセカンド)が1秒となります。  

  
         
  
  

プラトーとフェナキスティスコープ

 

 『映画の考古学』C.W.ツェーラム フィルムアート社刊(1977年)p-84、85に、1832年にジョゼフ・プラトーが考案した仮現運動による装置「フェナキスティスコープ」が紹介されています。書物では、これがどう動いて見えるのかが分からないため、掲載された図版を実際にコマ撮りして動かしてみました。