硬さ・柔らかさの表現例
動きの「ずれ」や「変形」を使って、物の硬さや柔らかさなどの質感を表すことができます。
「円の連なり」
連なった複数の点の動きの違いによって、総体としての硬さや柔らかさを感じさせます。
「円の変形」
三つ並んだ同じ円ですが、クリックに反応して変形する動きの違いによって質感の違いが現れます。
動きの「ずれ」や「変形」を使って、物の硬さや柔らかさなどの質感を表すことができます。
「円の連なり」
連なった複数の点の動きの違いによって、総体としての硬さや柔らかさを感じさせます。
「円の変形」
三つ並んだ同じ円ですが、クリックに反応して変形する動きの違いによって質感の違いが現れます。
殻をむいたゆで卵が牛乳ビンになぜ吸い込まれるのかを解説するためのアニメーションです。初めはビンの中と外の気圧が同じで卵は動きませんが、ビンに熱湯を入れて水蒸気を発生させ湯を捨てると、水蒸気が冷えて水滴になることでビン内部の気圧が下がり、卵は吸い込まれていきます。
硬いガラスビンの口を通り抜けるために卵の形が歪み、また落ちてビンの底に当たった際に少し潰れて元に戻る様子で、弾力のある卵の質感を表しています。
※ 日本テレビの科学番組「所さんの目がテン!」のために筆者が制作した解説アニメーションの一部を使用しています。
「記憶の固執」1931年 - 部分
シュールレアリスムの画家サルバドール・ダリの最も有名な絵画のひとつです。硬い金属でできているはずの時計がグニャグニャに溶けたように描かれ、観るものに強い衝撃を与えます。
反アフォーダンスの車止めポール
認知心理学者ドナルド・ノーマンの著書「誰のためのデザイン? 増補・改訂版」2015年の日本語版への序文では、人の認知の誤解をうまく利用した「反アフォーダンス」の好例として、歩道と車道との境目に見かけられる通行止のポールを紹介しています。
一般の車両の進入を防ぐための頑丈そうに見えるポールが実は柔らかく、車が当たっても傷つけることはありませんが、一般の運転者には効果的です。
このポールも少し力を加えて動く様子を見れば、柔らかさが認識されます。